藤本博途ってこんな人

  • HOME
  • 藤本博途について

高森高校卒・51歳・男性(第1期生)

藤本博途先生との初めての出会いは、私が高校3年生の時、先生は教員1年目の吹奏楽部顧問で、私は部長でした。高校時代のお付き合いは1年でしたが、当時は独身だった先生の家によく入り浸り、音楽の話、部運営の話、恋バナ相談と、良き兄貴のような存在でした。
大学4年生の時、教育実習生で母校を訪れ、同じ教員として先生と再会する機会がありました。先生は昔から生徒に人気がありましたが、職員懇親会の際、先生方の中でも絶大な人気があるのを知り、改めて人間的な魅力に溢れる方だと感銘を受けたのを覚えています。
人一倍努力家で、音楽をこよなく愛し、皆から愛され、何事にもアクティブで前向き、少し早口だけど(笑)、言葉に説得力がある!こんな先生が第2の人生として目指される道を応援します。私達の故郷岩国市を、きっと幸せあふれる町に導いて下さると信じています。

岩国高校卒・43歳・女性(第9期生)

「音楽は、人生は、瞬間芸術だ!」常におっしゃっていた言葉です。この、一瞬一瞬のために、すべての力を出し尽くすこと。すべての集中力、感性を研ぎ澄まして、一つ一つの音を紡ぎだしていくこと。これがすべて だと。これが先生の教えでした。「すべてにおいて、プラス思考」「惜しげもなく努力をして、努力することを楽しみに感じさせてくれる」そんな藤本先生は、高校生だった私たちに音楽を通じて様々なことを学ばせてくださいました。
個性あふれる仲間たちの個性あふれる音色を、力ずくで変えることは決してせず、具体的な指示とイメージしやすい形容詞を使って、一つ一つの音色を紡ぎ、まとめ、そして一つの素晴らしい曲に仕上げていく・・・。これは、先生でなければなし得ないことと思います。
そして、嵐の明けた夜明け。25年前の私たちは運命の朝を迎えました。夜明けに集まった仲間たちと最後の練習に賭けた、突き抜けるような青空の下に響いた音色。私たちの瞬間芸術は、まさにこの日、藤本博途氏のご指導のもと、悲願だった「第33回全日本吹奏楽コンクール中国大会出場」という一輪の花を咲かせることが出来ました。皆で咲かせた花は、私の人生の中でずっと息づいています。藤本先生のこの力量は、音楽だけ にとどまらず、価値観の多様化するこの世相に、なくてはならないものだと思います。

岩国高校卒・39歳・女性(第13期生)

藤本先生は、一言で言うと「実行力」の人です。
長い間、岩国地区吹奏楽連盟および山口県吹奏楽連盟事務局長として、山口県の吹奏楽水準の向上に尽力してこられました。私自身も、高校時代に吹奏楽コンクール中国大会に初めて出場することができたのも、先生の指導力のお陰でした。
吹奏楽部の顧問就任後、上位大会に出場できるようになった学校は多々あり、実行力においては、しっかりとした実績の裏付けがあります。
何より、先生には、生徒や周囲の意見を尊重しつつ確実に目的地に導くリーダーシップ力、先生についていきたいと思わせるカリスマ性、そして、いつも優しく見守ってくれる包容力を持ち合わせており、どれを取ってもバランス良く、類まれなる能力の持ち主だと思います。先生の影響力は大きく、先生の姿勢に感化され、カリスマ性に憧れ、同じ教職を目指した方も数知れません。
今後は、活躍の場を学校という範囲から世の中のために、より一層広げられるとのことで、先生の持ち味である「実行力」がより活かされることを期待し、また、発揮されることを確信しております。

岩国商業高校卒・28歳・女性(第24期生)

藤本博途先生は「誠実で、情熱的で、ユーモアに溢れた素敵な先生!」。教え子である私たちなら、皆口を揃えてそう言うでしょう。
私が所属していた頃の吹奏楽部は、70人以上もの部員を抱える大所帯でした。そんな中でも先生は、常に生徒一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしてくださいました。「人間関係なしに良い音楽は作れない」と、いつでも笑顔で、笑い溢れる部活の雰囲気を作ってくださる先生。そんな誠実であたたかい先生の周りには、いつも生徒が集まっていました。
ひとたび合奏の時間になると、表情が一変し、妥協を一切許さない先生。
よりよい音楽を目指して練習を重ねる日々はとても長く、厳しいものでしたが、「あきらめないで努力し続けた先にある達成感」を私たちに教えてくださいました。
丁寧で的確な先生のご指導により、合奏のたびに音が変わっていくのを実感し、夏のコンクールで念願の県一位をいただいた時の嬉し涙は、一生忘れられません。
先生に教えていただいた数々の教えは、大人になった今でも、私の人生の糧となっています。
このたび、岩国のために恩返しをしたいという決意をお聞きしました。先生の誠実で情熱的なお人柄や、教員としての長年のご経験は、市政にも十二分にいかされるのではないかと強く確信しています。

岩国商業高校卒・21歳・女性(第31期生)

藤本先生は部員のお父さんのような人です。いつでもどんな時も私達のことを私達以上に信じてくださる温かい先生でした。
先生の指揮で演奏したいという理由で吹奏楽部に入る人もたくさんいますし、私もその1人でした。結果自体には悔しさが残る時もありましたが、先生のおかげで毎日の部活は楽しく充実しすぎていて、どの瞬間を思い出しても、今でも私達の宝物です。
迎えた高校最後の一年、私達が三年生になる前についに転勤されてしまいました。先生と大好きな仲間と全国大会を目指すチャンスはもう2度と訪れない現実が、私達は本当は大きな賞を受賞することより、先生と同じステージに立ちたかったという気持ちの方が大事だったということをより強く感じさせてくれましたし、その気持ちが今までの岩商より絶対に良い結果を残すという新たな強い気持ちをもたせてくれました。それは私達が感じていた先生の温かい人柄や、部員を大事にしてくれたことへの感謝の気持ちを結果で残したいという揺るぎない思いがあったからです。まさか恩師と代表枠を争うことになるとは考えもしませんでしたが、今でもお前達なら大丈夫だよと信じ続けてくれた言葉や、あの時の自分達の存在が今の私達をずっと励まし支えてくれています。
先生はいつも有言実行で、ポジティブで、そんな先生のことがみんな大好きです。
これからもずっと教え子として先生の活躍に期待しています!!

防府商工高校卒・20歳・女性(第32期生)

私にとって藤本先生は一番の恩師です。藤本先生はとても人柄が良く、いつも生徒の声に耳を傾け意見を尊重してくださいます。時には正しい道にみんなを引っ張ってくださったりなど、いつも生徒のことを考えてくれていました。それは、在校生だけでなく卒業生にも変わらないと感じます。
また、部員のためだけでなく吹奏楽連盟の役員としても常に最前線で動いておられた印象です。
大会運営もスムーズにされて、吹奏楽の発展に貢献されていました。特に印象的なのは先生が転任されて来てすぐに定期演奏会を始めようと提案して下さり、実現した行動力です。定期的に地域の方に自分たちの演奏する音楽を聴いていただく機会があるというのは生徒にとって、とてもいい経験になります。生徒自ら動き、演奏会の準備をして本番を成功させるという一連のことを身をもって学べる機会は社会に出てもなかなか無いので定期演奏会の開催を決めてくださった藤本先生に感謝しています。
さらに、岩国から防府までわざわざ電車で通われていた時期もあったり、部活の時に岩国の話をすごく楽しそうにされている姿を見てすごく岩国が好きなんだなと感じました。藤本先生の行動力と周りへの目配り気配り、岩国への愛で岩国市政をこれからも活気のあるものにしていただきたいです。高校という大切な時期に出会えたこと、部活動というとても大切な空間を藤本先生と一緒に過ごせたことは私にとってすごく幸せなことだったと感じます。
これからも健康には十分留意し、ご活躍されることをお祈り致します。

読み物

本格爆笑ミステリー

「Jの悲劇」教員生活最後の日の日記

~あなたは笑わずに泣かずにこれが読めますか?~

※注意 アメリカの推理小説作家エラリー・クイーンの「Xの悲劇」、「Yの悲劇」、「Zの悲劇」、また薬師丸ひろ子主演の映画「Wの悲劇」とは何の関係もありません。
本作品はJ(藤本博途)にまつわる本格的ノンフィクション・爆笑ミステリーです。
尚、Jとは藤本博途の愛称です。顔がジャニーズ系なので生徒がつけたものです。

Written by Hiromichi FUJIMOTO.

「Jの悲劇」教員生活最後の日の日記
※上記リンク先はPDFファイルとなり、ご覧になるには「Adobe Reader」が必要です。お持ちでない方はこちらよりダウンロードください。

ギャラリー

平成25年度中国大会演奏直後
平成25年度中国大会演奏直後
平成24年度マーチング中国大会
平成24年度マーチング中国大会
平成22年度岩商3年生
平成22年度岩商3年生
平成22年度コンクール大賞受賞記念横断幕(平田店中央フードさん)
平成22年度コンクール大賞受賞記念横断幕(平田店中央フードさん)
国体文化祭 他校の合唱部とコラボ
国体文化祭 他校の合唱部とコラボ
国体式典音楽隊に選抜された新聞記事
国体式典音楽隊に選抜された新聞記事
錦帯橋祭り・吉香公園
錦帯橋祭り・吉香公園
平成25年度コンクール金賞の朝日新聞号外
平成25年度コンクール金賞の朝日新聞号外
ハクジャオーとともに悪を倒す
ハクジャオーとともに悪を倒す
コンクール「シバの女王ベルキス」のフィナーレ
コンクール「シバの女王ベルキス」のフィナーレ
山口県教育委員会表彰
山口県教育委員会表彰
マーチングコンテスト県大会
マーチングコンテスト県大会
岩国優秀文化賞指導者賞の記事
岩国優秀文化賞指導者賞の記事
昭和62年高森高校全国総文(名古屋)
昭和62年高森高校全国総文(名古屋)
新聞記事 岩国高校
新聞記事 岩国高校
読売新聞の青春譜
読売新聞の青春譜

吹奏楽コンクール演奏曲

クリックで演奏を聴くことができます。
指揮/藤本博途

学校名 年度 課題曲 自由曲 山口県大会成績
高森高校 1984 土俗的舞曲
バレエ音楽「四季」より秋
金賞
1985 オーバーチュア・ファイブリングス
交響詩「ローマの祭り」
金賞
1986 吹奏楽のための「変容」
三つの夜想曲より「祭り」
金賞
1987 ムービング・オン
バレエ音楽「コッペリア」より
金賞
1988 カーニバルのマーチ
バレエ音楽「三角帽子」より
金賞
岩国高校 1989 風と炎の踊り
交響詩「ローマの祭り」
金賞
1990 マーチ「カタロニアの栄光」
メトセラⅡ~打楽器群と吹奏楽のために
金賞
1991 吹奏楽のための「射影の遺跡」
古代の聖歌と祝祭の踊り
金賞
1992 吹奏楽のためのフューチュリズム
南の空のトーテムポールⅡ
金賞・中国大会
1993 マーチ・エイプリル・メイ
紅炎の鳥
金賞・中国大会
1994 饗応夫人~太宰治作「饗応夫人」のための音楽
交響曲「日本の城」より
金賞
1995 アップル・マーチ
光耀の国から~versionⅡ
金賞・中国大会
1996 交響的譚詩~吹奏楽のための
エオリア~吹奏楽のために
金賞・中国大会
1997 マーチ・ライジング・サン
バレエ音楽「中国の不思議な役人」
金賞
岩国商業高校 1998 稲穂の波
「竹取物語」より
金賞
1999 マーチ・グリーン・フォレスト
紅炎の鳥
金賞・中国大会
2000 道祖神の詩
交響詩「ローマの祭り」
金賞
2001 あの丘をこえて
光耀の国から~versionⅡ
金賞・中国大会
2002 吹奏楽のためのラプソディア
紅炎の鳥
金賞
2003 行進曲「虹色の風」
ヨハネの黙示録による幻想
金賞・中国大会
2004 吹奏楽のための「風之舞」
ウイズ・ハート・アンド・ヴォイス
金賞・中国大会
2005 マーチ「春風」
ハリソンの夢
金賞・中国大会
2006 吹奏楽のための一章
マゼランの未知なる大陸への挑戦
金賞・中国大会
コンクール大賞
2007 マーチ「ブルースカイ」
バレエ組曲「シバの女王ベルキス」より
金賞・中国大会
コンクール大賞
2008 ブライアンの休日
交響詩「ローマの祭り」
金賞・中国大会
2009 マーチ「青空と太陽」
ハリソンの夢
金賞・中国大会
2010 汐風のマーチ
紅炎の鳥
金賞・中国大会
コンクール大賞
2011 マーチ ライヴリーアヴェニュー
管弦楽のための響宴
金賞・中国大会
2012 行進曲「よろこびへ歩き出せ」
ディオニソスの祭り
金賞・中国大会
2013 エンターテインメント・マーチ
バレエ組曲「シバの女王ベルキス」より
金賞・中国大会
防府商工高校 2014 コンサートマーチ「青葉の街で」
マゼランの未知なる大陸への挑戦
金賞・中国大会
2015 マーチ「春の道を歩こう」
森の贈り物
金賞・中国大会
2016 マーチ・スカイブルー・ドリーム
バレエ音楽「コッペリア」より
金賞
2017 マーチ「春風の通り道」
バレエ原典版「シバの女王ベルキス」より
金賞・中国大会

◎2018年のバレエ原典版「シバの女王ベルキス」は藤本が編曲しました。
組曲版にない個所を取り入れた、吹奏楽版としては世界唯一の楽譜です。オーケストラでも世界的にほとんど演奏されません。
しかしとてもカッコいい音楽です。是非お聴きください。

◎2016年のコッペリアは5曲の組曲ですが、後半の2曲(自動人形の音楽、ギャロップ・フィナーレ)も藤本の編曲です。
この2曲はオーケストラでも吹奏楽でもめったに演奏されませんが、とても素敵な曲です。
御希望の方には楽譜をレンタルしますのでご連絡ください。